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『マジカルハート☆こころちゃん』概要 [編集]
正式タイトルは、『School Days OVAスペシャル 〜マジカルハート☆こころちゃん〜』。2008年3月28日に発売された。特典映像として、世界役の河原木志穂と言葉役の岡嶋妙によるオーディオコメンタリー付きのTVアニメ版ダイジェストなどが収録されている。
PC版やTVアニメ版の登場人物とネタを使ったパラレル番外編であり、オーバーフローの2007年エイプリルフールネタを元に制作された。基本的には魔法少女アニメのパロディであるが、ネタはむしろ特撮作品からのものが多い。スタッフや声優達がTVアニメ版の制作や収録の最中に話していた小ネタも設定に盛り込まれており、PC版バッドエンドの1つ「鮮血の結末」がマヨちゃんの必殺技名にされたり、TVアニメ版最終話放送休止の際に話題となった「Nice boat.」[28]がラディッシュ機動部隊の乗るゴムボートの表面に記載されるなど、楽屋オチとして楽しめる内容となっている。
『マジカルハート☆こころちゃん』あらすじ [編集]
西園寺世界、甘露寺七海、黒田光、そして桂心の4人は普段、ファミリーレストラン「ラディッシュ」榊野町店で肌も露なコスチュームを身に纏いながら働いている、ウェイトレスである。しかし、ラディッシュの正体は政府では対応不可な事件に対応すべく組織された民営の匿名防衛サービスであり、4人の正体はスーパーコンピュータで選ばれた「ラディッシュ機動部隊」の一員として、普段のコスチュームより更に恥ずかしいデザインのパワードスーツを身に纏い、時給750円+危険手当で出動する身であった。
ある日、街でドクターSとその部下の田中が散布したゾンビガスによって一般市民がエロエロゾンビと化している事件へ出動したラディッシュ機動部隊は窮地に陥るが、そこへ現れたマジカルハートによって救われる。しかし、窮地に陥った田中は巨大化し、マジカルハートを圧倒する。そこへ更に現れたマジカルワードはマジカルハートと協力して巨大なマヨちゃんを召喚すると、その必殺技「鮮血の結末」で田中を倒す。形勢逆転を重く見たドクターSは捨て台詞を残し、街から撤退していくのだった。
『マジカルハート☆こころちゃん』スタッフ [編集]
原作:オーバーフロー
監督、絵コンテ、演出:元永慶太郎
脚本:上江洲誠
キャラクターデザイン、総作画監督:ごとうじゅんじ
プロップデザイン:岩畑剛一
美術監督:河野次郎、鈴木恵美
色彩設計:鈴城るみ子
撮影監督:沢直人
音響監督:蝦名恭範
音楽:大久保薫
ナレーション:堀内賢雄
プロデューサー:伊藤誠、後藤政則、古池克実
製作:School Days製作委員会(マーベラスエンターテイメント、エイベックス・エンタテインメント、ランティス、ポニーキャニオンエンタープライズ)